LOVE 其一! @「江戸の琳派芸術」出光美術館

滑り込みセーフ。

会期終了3日前に行けました!!


「江戸の琳派芸術」 出光美術館(11月5日終了)

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1800年ごろの江戸で。

100年も前の京都の絵師「尾形光琳」に憧れ、学び、

勝手に後継者を名乗った酒井抱一。


「江戸の琳派」という新しい芸術の流れを創った抱一と

弟子の鈴木其一の作品を中心にした展覧会です。


このブログでも何度か書いていますが

なんだかよくわからないけど。

鈴木其一が好き!!

(正しくは、鈴木其一の絵が好き、ですね)


今回も、

小さな金色の色紙に綿密に描かれた秋草図

点描の手法も駆使して美しく垂れ下がる藤花図

初めて見る絵なのに、

「これ好き!」

と思ったら其一でした。


好きって、不思議ですね。

日本画の勉強なんてしたことないのに、

ちゃんと、抱一の絵か、其一の絵か、

解説を観る前に見分けがつくんですよ。


酒井抱一は

武士の二男が、やることなくてグレて

天才的な画の才能で、一流になった、不良お坊ちゃま。

鈴木其一は、

抱一に弟子入りして、

彼の死後もコツコツと一門を支えた律義者。

(だいぶ、想像がはいってますが)


こんな人となりの違い、作品にもにじみ出るのかなあ。

やっぱり、私、律義者の方に共感しちゃうんだなあ・・・。


出光美術館の展覧会は、

国宝が並ぶような派手さはありませんが、

見る人の立場でよく考えられていて、

美術の素人にも、わかりやすい構成になっているので

楽しみながら、勉強もできて、芸術がますます好きになります。

なにしろ、ぜんぶ自前の収蔵品なのがすごい!!


次回以降も楽しみです。






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山の奥深くにお宝があったとさ。@MIHO MUSEUM

所要で、滋賀県草津市に行ったので。


前から一度行ってみたかった、MIHO ミュージアムへ。


開館20周年特別展の

桃源郷はここ

美術館所蔵のコレクションの展覧会を見に行きました。


目玉は、伊藤若冲 像と鯨図屏風

ちょうど、澤田瞳子さんの「若冲」を読み終わったところで、

若冲の人生に想いをはせながら。

これ、最近発見されたもので、若冲晩年の作としかわかってない。

小説にも登場しませんでしたー。


予備知識がない分、

像も鯨もかわいいなあ、とか。実物知らないのにすごいなあ、とか。

他の緻密な画風とぜんぜん違うは、なんで?とか。

思うままに見れて楽しかったです。


と、いいつつ。

ここまで見に来てよかった!!と私が思ったのは、

野々村仁清の花菱の文様の茶碗と、

俵屋宗達かもしれない梅の絵の断簡

若冲より、琳派の方が好きなのかな。

乾山もありましが、乾山は断然、根津美術館のお皿がいいですね。


なかなか見られないお宝に会えたのはとっても楽しかったけど。


ここ、ほんとに遠いです。

JRと京阪電車の石山駅から、バスで50分。

ほんとに、50分。

ひたすら山道を登ります。


せっかくのお宝、

もっと行きやすいところで、みんなに見せてくれたらいいのになあ。



水玉とカボチャへの道。 草間彌生「我が永遠の魂」@国立新美術館

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ついに行けました!
草間彌生「我が永遠の魂」@国立新美術館

カボチャと、水玉なら他でもいっぱい見られるから、
と諦めかけてたんですが。
行ってよかったー。

1950年代の初期から、
ニューヨーク時代を経て、
現在進行中の作品に至る、草間彌生全仕事。
「作家蔵」の作品の割合がとっても多い。
「私の全部を見なさい」
と言われているかのよう。
水玉とカボチャに通じるまでの
彼女の表現、70年近くが凝縮されています。 

というか、
水玉もカボチャもゴールじゃないんですね。
何かを目指して表現してるんじゃなく、
常にものすごいエネルギーで表現する現在進行形。
その熱に圧倒されつづけました。

意味がわかる、わからないは置いておいて、

始めにニューヨークで認められた
モノクロームのネットペインティングの部屋は
一瞬ニューヨークの美術館迷いこんだかのよう。
あの街の今の一部は、
草間彌生が作ったのかもしれないですね。

「とらわれのダニー・ラ・ルー」は、なぜか好き。

「生命の輝きに満ちて」無限の鏡の間は、
部屋の中にひきこまれて、ひきこまれて、
帰ってこられないかと思った。
こういうの、よくあるけど、全然違う。

会期はあと一週間!
もう一度行けるかなあ。

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賢人だって酔っ払うさ。雪村@東京芸術大学美術館

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3日連続美術館巡り。
なんて、優雅なゴールデンウィークでしょう。

雪村 奇想の誕生 @東京芸術大学美術館

展覧会でたまに名前を見ることのあった「雪村」。
おもしろい絵だなあ、とは思ってたんですが、
まとめて観るのも、勉強するのも初めてです。

実は、雪村という画家、
なんと作品以外は、記録が残っていないのだそうです。
どうやら、戦国時代の1500年代に、
常陸の国(茨城県)に生まれて、
小田原、会津で活躍したらしい。

でも、
その後の、長谷川等伯、伊藤若冲たち型破りな画家たちはもちろん、
狩野派、琳派の人たちも、雪村の絵を観て、真似て、
何かを感じたらしいことは確かのようです。

そう。
こういうの
型破り
っていうんだなあ。

だって、「竹林の七賢人」が酔っ払って
どんちゃん騒ぎしてるんですよ。
踊ったり、楽器をたたいたり、へべれけだったり。
教養のない私だって、
そりゃ、めちゃくちゃでしょ。と思いますよ。

ただし。
ひたすらめちゃくちゃなわけではなく、
中国、日本の水墨画のお作法・型にはちゃんとのっとっていて。
本人、伝統的なルールはけっこう好きだったと見受けられる。
人間の表情、鳥の翼、じーっと観てると動き出しそうです。
今までたくさん絵をみたけど、本当に、ツバメが飛んで見えたの初めて!!
まさに、型を知って、型を破る。だから、すごい。

そして。
前から好きだった「龍虎図屏風」
(なんと、昨日行った根津美術館所蔵)。
虎がね、虎の目がね、なんとも言えずかわいいんですよ。
ギョロッとしつつ、オドオドしてて。

藝大美術館のせいなのか、
それぞれの説明が丁寧でわかりやすくて
勉強になりました。
美術館によって、個性が違うのもわかって
おもしろかった3日間でした。











どっちのヒトも好き@「光琳と其一」根津美術館

二日連続で美術館。
GWの東京を満喫していまーす。

「光琳と其一 燕子花図と夏秋渓流図」根津美術館
根津美術館この季節恒例の燕子花図の特別展
今年は、去年惚れてしまった鈴木其一との展覧会ということで
楽しみにしてきました。

尾形光琳の「燕子花図」と、鈴木其一の「夏秋渓流図」。
100年以上の開きはありますが、
どちらも、画家40歳頃の作品。
それぞれ、伝統や師匠の影響を脱して、自らの画風へ飛躍した作品、
と言われているそうです。

40歳。
確かにそんな年頃。
今まで、自分の中にためにためてきたものを、
「もー、好きにしていいでしょ!」
と爆発させた感じ。

どちらの屏風も、他の琳派の作品とは、
そして、他の画家本人の作品とも、
まったく違うエネルギーを感じさせます。

琳派得意の青い絵の具(藍銅鉱という今でも貴重な絵の具だそうです)を
ふんだんに使った、燕子花と渓流。
どっちが好きかなあ、悩むなあ、
今日のところは、ちょっとだけ光琳さんの勝ち!
其一の「夏秋渓流図」は、
まるで川が流れているようですばらしいけれど、
漫画的というか、アニメ的というか、
生物がまるで意思をもっているようでえぐかったので
性的な燕子花に心をひかれてしまいました。

昨日のサントリー美術館と比べてしまうと、
燕子花が国宝とはいえ、屏風二つをどんどんと並べただけで
あとは、毎年同じだし、、、
其一と銘打ちながら、作品がひとつしかないじゃん!と物足りなさはありますが。
この美術館の、優雅な雰囲気とお庭のすばらしさで、許してあげましょう。

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食いしん坊小リス

Author:食いしん坊小リス
女ひとり旅にはまってしまって、
はや10年。
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​旅の計画を練り、旅の思い出に
ひたりながら、黙々と働く日々。

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